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指揮者ウォルフガング・サヴァリッシュについて

  • Posted by: tetsuya
  • 2008年2月21日 00:20

ドヴォルザークの交響曲第8番と第9番が1枚に収められているCDはなかなかありません。あるとすればかなりのお買い得になるのですが、レコード会社としては商売上まずいのでしょう。
しかし、先日、そんなCDを見つけました。しかも指揮はサヴァリッシュ。

ドヴォルジャーク:交響曲第8番「イギリス」 第9番「新世界より」
ヴォルフガング・サヴァリッシュ/フィラデルフィア管弦楽団
発売日:2006年09月20日
本体価格 1,238円 (税込 1,299 円) 送料別

サヴァリッシュはN響アワーの映像でしか見た事がないのですが、心臓を悪くしてしまい指揮活動からは引退をしています。N響の名誉桂冠指揮者でもありますが、N響メンバーはそろって慕っているようでしたし、指揮の姿も椅子に座りながらでも毅然としていて見とれてしまいました。
現在はとーっても広い自宅でのんびり過ごしているそうです。
ブログ「鴨東記」さんの記事にとても共感いたしまして、引用させていただきました。

B000JVS3LSモーツァルト:交響曲第38番&第39番&第40番&第41番
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 サヴァリッシュ(ヴォルフガング)
コロムビアミュージックエンタテインメント 2006-12-20

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B000BR2PUKベートーヴェン:交響曲第9番
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 サヴァリッシュ(ヴォルフガング)
EMIミュージック・ジャパン 2005-12-21

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若い頃にウィーン交響楽団の指揮者をしていたときには、その実力に、ウィーン国立歌劇場の音楽監督だったヘルベルト・フォン・カラヤンも恐れをなしたと言われていますが、その後のサヴァリッシュはドイツ音楽界のための地道な活動に徹し、音楽界の覇権争いに加わることはありませんでした。
そんなサヴァリッシュのベートーヴェンは正統派であるが故に、「個性がない」、「平凡」と称されたりもしますが、個性を競う指揮者達の中にあって、ベートーヴェンの音楽そのものの再現に最大の力を注ぐ指揮者達の存在も重要です。

33歳でのバイロイトへの出演は当時の最年少記録(1960年にロリン・マゼールが30歳で初出演し、現在はこれが最年少記録)だった。ウィーン交響楽団やハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団、スイス・ロマンド管弦楽団の首席指揮者を歴任。
1971年からはバイエルン国立歌劇場の音楽監督(1982年~1992年は音楽総監督)に就任。バイエルンのポストを退任後、リッカルド・ムーティの後任としてフィラデルフィア管弦楽団の音楽監督に就任。

指揮活動はやめたものの、自宅でピアノを弾いたり来客を迎えたりしてはいるとのこと。NHKもインタビューに来たと書いてありますのでそのうち放映されるんじゃないでしょうか。
サヴァリッシュの家は大変広く、2階建ての音楽室は「スタインウェイのグランド・ピアノ2台とベーゼンドルファー1台がおもちゃのように見える」っていうんですからすごいですねえ。たいへん美しい自然に囲まれたところでEMIとドイツ・グラモフォンから、ここで歌曲の録音をしたいというオファーがあったものの、鳥の声が多すぎてだめだったとも。
記事の最後にはサヴァリッシュのこんな言葉が。
「かつてはここでの春や秋がどんなものなのか知りませんでした。いつもグラッサウにはいなかったので。今、私はここで一人の普通の人間として暮らしてるんですよ。」

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