- 2008年1月29日 21:13
- BOOK
全3巻からなるブラームス回想録集を読みました。現代までに残された手紙や日記をまとめ、注釈を付けられたものをさらに翻訳し訳者も追加で注釈を付けてくださっています。
ここまで労力をかけられた本であることからも、携わった人々がどれだけブラームスを愛していたかわかりますね。
大きくうなずいてしまった第1巻の編者あとがきより。
CDの解説などでは相変わらず同じソースから取られた同工異曲な伝記的記述が幅をきかせており、登場人物もストーリー設定もほとんど変わらない。
近年、客観的データに基づくブラームス見直し運動が盛んに行われているのは、そういった状況を反省し、現状打破しようという意識の現れなのだろう。
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このへんでブラームスの無念を、多少なりとも晴らしてやりたい。手始めに、個人回想録集ほどふさわしい本はないだろう。なにしろ第三者の意見、解釈の入り込む余地はなく、「読めば必ずブラームス本人に会える」のである。
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