クラシック音楽、Mac、iPhone、写真、グルメなど
映画「しんぼる」はまるで現代音楽の演奏会のようだった
事前に流れていた情報はパジャマを着た松本人志が真っ白の部屋に閉じ込められていて、真っ白の天使がたくさん飛び回っているってことくらい。
でも、見終わってみるとこのくらいしか宣伝のしようがなかったことに納得します。序盤こそ、この部屋の中で1人もがいている様が笑いを誘いますが、同時進行のメキシコプロレスと同期した瞬間、本当に松ちゃんがやりたかったことへ昇華。そして、観客はそれまで親しみを覚えていたパジャマ男と物凄く距離を感じ、あとは唖然とするのみ。全く予想外の方向、というかスケール感。笑いはありません。
芸人が芸術人になって、あとはただ見守るだけ。
ちょっと、ネタバレをすると、「世の中の出来事は全て、誰かがスイッチを押すことで起こっている。森羅万象、政治経済。」というメッセージというか、そこまで割り切ってしまう境地というか。
楽しかった!とは言えないんだけど、こんな映画が許される数少ない人のうちのひとりが松本人志なんでしょう。少し、彼にひいき目でないと、金返せ!と言いたくなるかもしれません。
クラシック音楽の古典派、ロマン派が好きな僕にとっては現代音楽の演奏会と同じような感覚、感想と言えます。駄作ではなく、とても凝っていて、作り込まれていて、でも容易に消化出来ない感じ。いくら語っても観てない人には伝わらない、ということになってしまうんですが、誰でも観て楽しいという作品じゃないし、デートで行くのには全く不向き。その日のテンションは微妙になります。
しかし、消化しきれないという意味での見応えはありました。
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| Print article | This entry was posted by てつや on 2009/09/25 at 10:16, and is filed under Movie. Follow any responses to this post through RSS 2.0. You can leave a response or trackback from your own site. |
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